古民家再生への想い

古民家再生への想い

古民家再生はただ古くなった部分を綺麗にするだけではありません。

古きよきものの特性を最大限に活用しつつ、最新の設備機器・伝統の技術技術で快適と安心が永く続く住まいを提供する。
それが私たちの理想とする、古民家再生のカタチです。

昔ながらの伝統的な民家には、現代の建築技術にも劣らない、先人たちの家づくりの知恵やその地域特有の伝統工法、木材などの技術がたくさんつまっています。

特に木材とそれに係る技術は重要な再生要素です。

木が材木として使われるまでには50~100年以上の歳月がかかります。
われわれの先祖たちが、現在の私たちのために植え育ててくれた森林の多くは、今や誰にも利用されず危機的状況にあります。

私たちの世代で、これまで脈々と受け継がれてきた森や木々に対する文化や伝統を台無しにしてしまうのは残念でなりません。

その思いが失われていく技と材を守り続けていきたいと思うのです。

古民家再生の想法

古民家再生の想法

古民家再生には主に4つの手法があります。

現地再生
自分や家族の住んでいる民家を、その場所で再生すること。
基本的には構造材、造作材等、使える部材はなるべく使用する。
移築再生
古民家を場所を移動し再生すること。
基本的には構造材を中心に再利用可能な部材はすべて活用する。
部分再生
古材を部屋単位で使用し、新材と組み合わせて建築する。
古材再生
民家を解体した古材を、新築建築やマンション、店舗等の内装部材として活用する。

まずはお客様のご希望と民家の状態と確認させてください。
お客様のご要望にあった再生方法が必ずあります。
その思いが失われていく技と材を守り続けていきたいと思うのです。

木曽ひのきの家

木曽ひのきの家

『木曽ひのきの家』は土台・柱はもちろん、桁・母屋・棟木・垂木・間柱・筋違・造作材に到るまで木曽ひのきを使用します。木曽のひのきは寒冷地で育つため、他地方の物より年輪が細かく強度が強いため、構造材に適しています。
また、木曽ひのきを長年扱っている地元工務店だからこそ出来る技術・木を読む力で、お客様に木の香りのする住宅を提供させていただいております。

大黒柱のある家

大黒柱のある家

当社の造る住宅には全て大黒柱を入れます。
末広がりの8寸ひのきの通し柱(長さ約6m)、ケヤキの1尺3寸(幅約40cm)などの大黒柱がお客様の家を丈夫に守ります。

無垢材

無垢材

構造材・造作材はもちろん、床板も無垢フローリング(ケヤキ・ナラ・サクラ・ブナなど)も、桐板を使用します。
また、内装は珪藻土・無垢板・和紙・ケナフウォールなど自然素材を使用し、健康に住んで頂ける住宅を目指しています。

見えないところこそ丁寧に造る

見えないところこそ丁寧に造る

『見えるところを綺麗に仕上るのは当たり前。見えないところこそ綺麗に作るのが本当の大工だ』『時間を掛ければ誰でも綺麗に仕上られる。人より早くそれを出来るのが本当の大工だ』 これは当社棟梁の信念です。見えないところを綺麗に仕上るのは大工のプライド。人より早く造るのはお客様のため。お客様の家はこの教えを受けた社員大工が、責任を持って施工致します。

ダブル断熱工法

ダブル断熱工法

長野に住む人にとって、冬の寒さは一番の対敵です。
寒さを凌ぐには何が一番いいのか?
通常の住宅ですと壁の中にグラスウールを入れるだけですが、当社は外壁側に更に外断熱用のネオマフォームを採用しています。
ネオマフォームはグラスウールの倍の性能※を持っているため、ダブル断熱工法は通常の工法より遥かに高い断熱性能となっています。
※熱伝導率 W/m・k  ネオマフォーム 0.02  グラスウール16kg 0.045

ストーブ

ストーブ

当社の手がける住宅は高気密住宅ではないので薪ストーブ・ペレットストーブの使用が可能です。
リビングで火が燈るストーブを眺めながらの暮らしを楽しんで下さい。